商品説明
Made in Kielの2021最新シリーズ Solano
Solanoはキールにある自社工場で生産されるELAC 2021年のニューラインアップです。Vela 400 Seriesに備えられたELACの最新テクノロジーを継承したSolano 280 Seriesは、スピーカーにおけるハイエンド・パフォーマンスが身近にあることを教えてくれます。十分な質量を持つ無垢のアルミ製ベースの上にエンクロージュアをマウントする工法はまさにVelaのものであり、ダイキャスト・フレームを奢られたドライバー・ユニットの採用は、前身の260 Seriesにはなかった進化です。
ELACの中枢であるR&Dが積み重ねてきた音響解析の集積は、400 Seriesのリニューアルに続きSolano 280 Seriesというキールで製造される直系ラインアップに惜しみなく注がれているのです。
◾Solano 280 Seriesについて
Solanoはスペイン語で風を意味します。ELACが所在するキールは世界最大級のセーリング・イヴェント「キール・ウィーク」が行われる港ということもあって、ELACの最近の製品は海を連想させるネーミングがトレンドになっています。280 Seriesは、2014/06に発売された260 Series(FS 267 / BS 263 / CC 261)の後継シリーズです。
JET5の採用、ダウン・ファイヤリングの構造を持つエンクロージュアなどの共通点はありますが、Solano 280 Seriesは、ELACの新機軸であるVela 400 Seriesのコンセプトに基づいた最新技術の継承が特徴と言えるでしょう。
エンクロージュアの重心を下げ制振に寄与するアルミベースの採用、剛性を高め共振を軽減するためトィータ、ウーハー共に採用したアルミ・ダイキャスト製のフレーム・バスケット。最新の音響解析でデザインされた理想的な放射特性を実現したウェーブ・ガイドの装着などがそれにあたります。ELACが誇るR&D直系の最新技術とキールにある自社工場で生産されるメイド・イン・ジャーマニーの称号は、Solano 280 Seriesがこのクラスにおいて明確なアドヴァンテージを持つことを意味しています。
Solanoは30年以上にわたりELACのR&Dでスピーカー・システム開発を続けてきたロルフ・ヤンケ氏の陣頭指揮のもとその開発が進められました。Solano 280 Seriesは、キールにあるELAC本社の開発チームが完成させたJET5トィータ搭載の最新ラインアップです。
◾Solanoのエンクロージュアについて
優雅なデザインと美しい仕上げが施されたSolanoのキャビネットは、Velaで採用された工法を効率よく継承しています。
エンクロージュアはアルミ製の堅牢なベース部にマウントされることで低重心が生み出す安定した制振構造を手に入れています。
フレア型のグラス・ファイバー製バスレフ・ポートは底面に向かってダウンファイヤリングされ、壁反射の影響を受けにくくしています。エンクロージュア内部に発生する強力なエネルギーを受けとめるためスピーカー・ターミナルには頑丈なアルミニウム・プレートが採用されています。
◾JET Vトィータについて
ドイツのキールにあるELACの本社工場で今もハンドメイド生産されるJET Vは、ELACブランドのアイデンティティとも言えるベンディング・ウェーブ方式のトィータです。25mm径ドーム型トィータの10倍の面積を持つJETトィータ最大のメリットは、その高いパワー・ハンドリングにあります。SolanoのJET Vは、400 Series同様のアルミ・ダイキャスト・フレームに最新のウェーブ・ガイドを装着し理想的な放射特性を得ています。
◾NEW AS CONEウーハーについて
注目すべきは400 Seriesに採用されたアルミ・ダイキャスト製バスケット・フレームを装着したことです。
ELACとしてこのクラス初の高剛性フレーム構造は、可動域の広いロングストローク・ボイスコイルのレスポンスをしっかりと支えるだけでなく、システム全体の制振とS/N向上に大きく貢献しています。280 Seriesに採用されたアルマイト処理を施された新しいアルミニウム振動版は、ペーパーコーンとのハイブリッド構造により、内部損失に優れたニュートラルで自然な再現性が特長です。
◾ネットワークについて
磁気歪みを排した大型空芯コイルを装着したウーハー専用基板と、高品位パーツで構成されたトィータ専用基板はそれぞれの干渉を防ぐためセパレート構成されています。内部配線にはVan den hul製ケーブルを採用。
スピーカー・ターミナルはウーハーからの逆起電力をキャンセルするのに有効なバイワイヤリング接続に対応しています。