AMG STA NuPrime
NuPrime AMG STA パワーアンプAMG STAは、パワーアンプの設計においていくつかの新機軸を採用しています。1MΩの入力インピーダンス、そして瞬時の電力供給能力、さらにはクラスDのスイッチング周波数の向上。また、BTL接続でMONO仕様時には300W(8Ω)出力を獲得。 AMG STAに採用されたPCB(基板)は、外部干渉からの影響を出来る限り遮断するためシールドを統合しています。搭載されている300MHz帯域幅のJFETは、超高入力インピーダンスと広帯域に渡る高速応答を提供。ダイナミクスを活かしきる設計により、自然で豊かな音楽再生を 可能にしました。結果的に、オーディオ信号の最も繊細なディテールは一切損なわれず、非常に繊細で透明度が高い再生水準はクラスを超えたもので、ハイエンド機器に比肩できるものです。 AMG STAは、「シングルエンド無帰還」クラスAモジュールと新開発「二重フィードバック」クラスD回路を使用します。クラス D の発振周波数はSTA 9の1.4倍に相当する700kHzに引上げられています。 電源には380W特殊巻線電源トランスを採用。同様のコアボリュームと比較において、30%以上のピーク出力性能を備えています。インレットコネクタから電源トランスへのAC配線には、高電流溶接ラインを利用して最大効率の電力伝送を行い、さらに高周波 3次ACパワーフィルターによって外部ノイズを低減しています。 トランスとマザーボードは、2つの10Aピーク整流器を並列使用し、20Aのロックワイヤーターミナルブロックで接続。大電流設計を採用したメイン電流経路は、低インピーダンスの銅板でアンプ回路への電力供給が最大化されています。 外観AMGシリーズのフロントパネルはその設計思想を具現化するものです。宇宙航空アルミ二ウム合金素材を、ダイヤモンドカッターを備えた4軸CNCマシンを使用し、15の工程で総計48ステップのプロセスにより精密切削加工仕上げされています。3D「フローティング」ロゴ、フロントパネルスイッチの周囲の曲面、ダイヤモンドカットエッジなどのデザイン要素により、AMGシリーズはミドルクラスの価格帯では見られない、ハイエンドオーディオ製品を凌駕するまでの質感を備えています。
¥297,000
AMG STA SE NuPrime
NuPrime AMG STA SE パワーアンプ AMGシリーズのフロントパネルは、その設計思想を具現化するものです。15mm厚の硬化処理された航空機グレードのアルミニウム合金から削り出され、ダイヤモンドカッターを備えた4軸CNCマシンによって、全48工程にも及ぶ精密な切削加工が施されています。フロントパネルスイッチ周辺の滑らかな曲面処理、立体的に浮かび上がる3Dロゴ、そしてエッジのダイヤモンドカットなど、細部にまでこだわったデザインが印象的です。AMGシリーズは超ハイエンドオーディオ製品に匹敵するクオリティでありながら、より身近な価格帯でその価値を提供します。 AMG STA SEの特長とAMG STAとの違い 1.AMG STA SEの強化されたClass-D回路750kHz(AMG STAは700kHz)を超える高速動作時でもMOSFETの温度を従来よりも30%低く抑えることに成功しました。また、PMW波形の精度が向上したことでエネルギー効率が向上し、音の安定性が高まるとともに、より余裕のある自然な表現が可能になりました。2.誤差わずか1000分の1という航空宇宙グレードの超高精度抵抗器を採用AMG STA SEのシステムは、わずか15ppmという極めて低い温度ドリフト係数を実現しています。通常、このクラスのアンプでこのような超高精度コンポーネントを用いることは非常に稀です。これによりネガティブフィードバックのサンプリングは外気温や環境要因の影響を受けにくくなり、音楽の再現性が飛躍的に向上しました。3.新たに設計・最適化されたセカンダリ・ネガティブフィードバック回路2次負帰還回路により音の輪郭がより明瞭になり、定位も一層正確に表現されます。4.大容量の電流供給用コンデンサー設計と主要電流経路に低インピーダンス配線を採用ダイナミクスとエネルギーを一段と強化。瞬時供給電流は、従来のAMG STA設計の1.5倍を実現しています。5.クラスD回路発振基本周波数を700~750kHzに設定することで、優れた高域の伸びと音の解像度を獲得しました。 6.新開発のAC電源外部からの放射ノイズ干渉を最小限に抑えています。さらに、再設計されたスイッチング電源(SMPS)モジュールにより、低電圧回路に最適な超低ノイズの電源供給が可能になり、音楽体験がより豊かに広がります。 基板設計 AMG STA SEのPCB(プリント基板)は、グラウンドーシールドを採用し、外部からの干渉を遮断します。300MHzの帯域幅のJFETは、超高入力インピーダンスと広帯域での高速応答を提供します。これらダイナミックな設計とシングルエンドClass A回路は自然で豊かな音楽再生を可能にし、オーディオ信号の最も繊細なディテールを余すところなく伝達するため、このクラスの機器として音の透明度は驚くほど高く、精緻な音像を鮮やかに再現します。 スイッチング周波数の向上 AMG STA SEは、「シングルエンド・ノンネガティブフィードバック」方式のClass Aモジュールと、新開発の「ダブルフィードバック」Class D回路を組み合わせた設計を採用しています。Class Dの発振周波数は、STA-9の約1.5倍に相当する750kHzまで向上しています。 電源回路 電源部には380W仕様の特殊巻線トランスを採用しており、同等サイズのトランスに比べ、ピーク出力が約30%高まっています。 インレットコネクターから電源トランスへのAC入力経路には、高電流対応の溶接ラインを使用し、最大効率の電力伝送を実現しています。 トランスとメイン基板の接続には20A対応のロックワイヤー端子台を使用し、2つの10Aピーク電流整流器を並列接続しています。 メインの電流経路は大電流対応設計となっており、低インピーダンスの銅板を採用することでアンプ回路への電力供給が最大化されています。 モノラル接続の優位性 AMG STA SEのモノラルは、ステレオよりも出力が強化されるだけでなく、音質面でも優れた性能を発揮します。一般的なステレオアンプのブリッジ接続では、片方のチャンネルに入力された信号を反転させるために複数のオペアンプ(OPA)を使用して逆位相を作り、その信号を合成して出力を高めます。これに対し、AMG STA SEでは「Single-Ended Direct-Inject Bridge Technology(シングルエンド・ダイレクト・インジェクト・ブリッジ・テクノロジー)」と呼ばれる独自の革新的な回路設計を採用しており、モノラルモードでは2倍以上の出力を得るだけでなく、音はより生き生きとしてダイナミックになります。 リスニング・インプレッション AMG STA SEは全面的な改良により、コンパクトな筐体からは想像できない高音質を実現。滑らかで自然な音色と高い解像度、豊かなダイナミクスを備え、特にジャズやボーカルでは表現力の高さが際立ちます。立体的な音場と明確な定位により、演奏の空気感まで再現され、透明感とリアリズムが一層深まり、音楽体験そのものを高めてくれます。
¥495,000