商品説明
●リファレンスセパレートアンプのパフォーマンスを一筐体に統合した新世代のプリメインアンプ
これまでマランツのリファレンスアンプであるステレオコントロールアンプ「SC-7S2」とモノーラルパワーアンプ 「MA-9S2」でしかなし得なかった 「大出力と圧倒的なスピーカー駆動力」、「フルバランス回路」、「独立電源(プリアンプ/パワーアンプL/パワーアンプR)」という3つの要素を一筐体に統合するという極めて困難な課題に挑み、新世代のフラッグシップ・プリメインアンプ『PM-10』として結実させました。
●ハイスピードで情報量豊かなサウンドを実現
『PM-10』の開発においては、超高域に至るまでの優れたチャンネルセパレーション、音の実在感、そして広大かつ安定した空間表現力のためにフルバランス構成を採用。
バランス入力、アンバランス入力それぞれに専用のHDAM-SA3モジュールによるディスクリート構成の電流帰還型インプットバッファーアンプを搭載。
入力信号を低インピーダンス化することによりL/Rチャンネル間、入力ソース間の干渉を排除し、入力信号を劣化させることなく伝送します。
●高精度かつS/Nに優れるバランス構成の電子制御ボリュームコントロール回路
MICRO ANALOGSYSTEMS社のステレオボリュームコントロールIC「MAS6116」と超ハイスルーレートを誇るHDAM-SA3による電流帰還型アンプ回路で構成された、デジタル制御の可変ゲインアンプによってボリュームを高精度に調節する「リニアコントロール・ボリューム」を搭載。
左右チャンネル間のクロストークや音量差が生じないため空間表現力大きく向上させ、バランス構成とすることによりチャンネルセパレーション、S/N比を大きく向上しています。
加速度検出システムにより、ゆっくり回すと0.5dBステップで高精度に、早く回すと俊敏に音量を調節することができます。可変抵抗体を使用していないため、ボリュームパーツの経年劣化に伴う音質の変化もなく、長期にわたり安心して使うことができます。
●低域から高域までサウンドキャラクターが変化しない理想的なフォノイコライザー (MC Low、MC High、MMの3種類に対応)
一般的なNFB型フォノイコライザーはRIAA特性を得るために高い周波数には深く、低い周波数には浅く負帰還をかけるため、周波数帯域によって音質が変化するという問題があります。
コンスタント・カレントフィードバック・フォノイコライザーではオープン・ループ時の周波数特性をRIAAカーブとし、CR型のRIAAネットワークを介して帰還をかけることで負帰還量を全帯域で一定としています。
その結果、低域から高域までサウンドキャラクターが変化しない理想的なフォノイコライザーを実現しました。
フォノイコライザー回路は専用の銅メッキ鋼板+珪素鋼板によるシールドケースに収め、外来ノイズから繊細な信号への影響を排除しています。
●大出力と圧倒的なスピーカー駆動力を兼ね備えたBTL構成パワーアンプ
音質に妥協することなしに、これまでのプリメインアンプの常識を超えた大出力とスピーカー駆動力を実現するために、Hypex社製 NCore NC500スイッチングアンプモジュールを採用しました。
電力効率とスペースファクターに優れるだけではなく、低域から高域に至るまで歪が極めて少なく、接続されるスピーカーのインピーダンスにかかわらず周波数特性が変化しないという非常に優れた性能を備えたスイッチングアンプモジュールです。
チャンネルあたり2基、L/R合計4基のモジュールを使用するBTL構成により400 W / 4Ωの大出力を実現。
BTL構成であるため、グラウンドに音楽信号が流れることがなく常に安定した再生が可能です。
●トロイダルトランス、カスタムブロックコンデンサー、ブルースターキャップ、高純度純銅削り出し入力端子&スピーカーターミナル、アルミ削り出しインシュレーターを採用。