商品説明
HEOS Built-in ネットワーク&ストリーミング時代のHi-Fiプリメインアンプ
マランツは、ネットワークプリメインアンプ「PM7000N」を2019年11月中旬に発売いたします。PM7000NはHDAM®や電流帰還型増幅回路などマランツ伝統の技術を駆使した高音質なプリメインアンプにHEOSテクノロジーを搭載。外付けのプレーヤー等を用いることなく、ハイレゾ音源(DSD 5.6 MHz、PCM 192 kHz / 24 bitまで)のネットワーク再生やAmazon Music※やAWA※、Spotifyなどのストリーミングサービスの再生を行うことができます。さらに、新たにサービスが開始された高音質ストリーミングサービスAmazon Music HD※にも対応しており6,500万以上のHD音質の楽曲と数百万のUltra HD音質(最大192 kHz / 24 bit)の楽曲を楽しむことができます(※ PM7000NでAmazon Music HD、Amazon Music、AWAをお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です)。
フルディスクリート電流帰還型パワーアンプ
定格出力60 W + 60 W(8 Ω)、瞬時電流供給能力を45%向上
優れた瞬時電流供給能力を支える強力な電源回路
大容量トロイダルトランス&カスタムブロックコンデンサー(15,000μF×2)
可変ゲイン型ボリューム/プリアンプ
圧倒的な高S/N比と透明感の高い空間表現を実現
細部まで徹底された高周波ノイズコントロール
デジタルオーディオ回路をシールドケースに封入。
HEOSテクノロジーによる先進のネットワーク機能
ストリーミング(Amazon Music、AWA、Spotifyなど)、インターネットラジオ、ハイレゾファイル再生対応
Wi-Fi、AirPlay 2、Bluetooth®対応
スマートフォンからワイヤレスで手軽にミュージックストリーミング
新開発J-FET入力型フォノイコライザー
高S/N比、低歪を実現。MMカートリッジに対応
フルディスクリート電流帰還型パワーアンプ
マランツのHi-Fiアンプを特徴付ける、フルディスクリート構成の電流帰還型増幅回路をパワーアンプ部に採用。上級機譲りのハイスピードでS/Nが高く、低歪率という特長を備える非常に優れた増幅回路です。オペアンプを用いることなく、マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM®-SA3によってフルディスクリート電流帰還型パワーアンプ回路を構成。ハイスピードと超高域にまで至る優れたチャンネルセパレーションを実現しています。
瞬時電流供給能力を45%向上
パワースペックが同じであっても、実際のスピーカードライブ能力は個々のアンプで異なります。マランツは、アンプがスピーカーに瞬間的に供給できる電流の量の差がその原因の一つであると考えています。PM7000Nは、電源部の強化やショート・パワーライン・レイアウトの採用、ディスクリート化、低インピーダンス化など、回路全体に及ぶ最適化に加え、新しいLAPTパワートランジスタと大電流ドライバートランジスタの採用によって、32Aを超える瞬時電流供給能力を実現(PM7005比で45%向上)。これにより、バスドラムや大太鼓のような急峻に立ち上がり、かつ大きなエネルギーを必要とする低音をリアルに再現。上級機に迫る雄大なスケール感の表現が可能にしました。
ショート・パワーライン・レイアウト
瞬時電流供給能力を向上させるためにパワーアンプ用電源回路と出力段を一体化したショート・パワーライン・レイアウトを採用。このレイアウトでは大電流ラインを最短距離で結び、左右チャンネルを対称に配置することにより、瞬発力と優れた空間表現力を両立しています。
強力な電源回路
高効率で振動と漏洩磁束の少ない大容量トロイダル型電源トランスを搭載。音質に悪影響を及ぼす漏洩磁束を抑えるために、垂直方向の磁束漏れを抑えるアルミ製ショートリングに水平方向の磁束漏れを抑える珪素鋼板シールドを加えた2重シールドを施しています。ブロックコンデンサーには、上級モデルで培われたノウハウを駆使して新開発されたELNA製カスタムコンデンサーを採用。15,000μF×2の大容量と高速な電源供給能力により、優れた瞬時電流供給能力を支えています。
可変ゲイン型ボリューム/プリアンプ
PM8006にも採用されている高性能ボリュームコントロールICにHDAM®とHDAM®-SA2を用いた増幅回路を組み合わせた可変ゲイン型プリアンプ回路を新たに開発しました。一般的に使用される音量の範囲内ではプリアンプでの増幅を行わず、パワーアンプのみで増幅することにより、ノイズレベルの大幅な改善を実現。デジタル回路や電源トランスに対するノイズ対策の効果も合わせ、製品トータルのS/N比としては、PM7005比で11 dBもの向上を達成しました。
デジタル制御ボリューム回路
チャンネル間のクロストークとギャングエラーを極小化するために、可聴帯域外に至るまで優れた特性を備えるJRC製のボリュームコントロールICを採用。機械式ボリュームでは構造上避けられない左右チャンネル間のクロストークや音量差が生じないため、空間表現力を大きく向上させることができます。可変抵抗体を使用していないため、パーツの経年劣化に伴う音質の変化もなく、長期にわたり安心して使うことができます。
32 bit D/Aコンバーター + HDAM®出力段のD/A変換回路
D/A変換回路には、32 bit対応高性能ステレオD/Aコンバーターを搭載しています。 D/Aコンバーター以降のアナログステージには、HDAM®によるローパスフィルター及びHDAM®-SA2による出力バッファーを用いたフルディスクリート回路を採用。サウンドマネージャーと音質担当エンジニアによる試作、試聴を繰り返して音質対策パーツを厳選。細部に至るまで徹底したサウンドチューニングを施しています。
2021年春頃よりD/AコンバーターICを変更しています。DACは製品の音質に特に大きな影響を与える部品であるため、その変更に際しましては、回路の再設計およびサウンドチューニングを新製品の開発時と同様のプロセスで行い、DACの変更後も以前の製品と同等の音質、性能、機能を維持したまま、引き続き従来と変わらぬ品質の製品をお届けしています。
細部まで徹底された高周波ノイズコントロール
ネットワーク、USB、Bluetoothなどのデジタル信号を扱うデジタルオーディオ回路から発生する高周波ノイズによるアナログ音声信号への影響を抑制するために、デジタルオーディオ回路をシールドケースに封入。また、電源ラインに流入するノイズはデカップリングコンデンサーを用いて除去しています。挿入するコンデンサーの種類や定数は、サウンドマネージャーによる試聴を繰り返しPM7000Nに合わせて最適なものを選定しています。さらには基板やシャーシを固定するビスやワッシャーの種類を使用する箇所に応じて変更してグラウンドインピーダンスを最適化するなど、これまでに積み重ねてきた様々なノウハウを用いて音質をまとめ上げています。
音声信号への影響を抑える周辺回路のオフ機能
繊細なアナログ音声信号に影響を与える周辺回路からのノイズを抑えるため、ネットワークおよびUSBメモリー再生、Wi-Fi、Bluetooth回路をオフにする機能および、ディスプレイを消灯する機能を搭載しました。
新開発J-FET入力型フォノイコライザー
MMカートリッジに対応するフォノイコライザーを搭載。PM8006と同様にJ-FET入力を採用することによりS/Nの向上と低歪化を実現しました。同時に、入力カップリングコンデンサーを無くすことにより、信号の純度を高めています。また、電源ラインにリップルフィルターを追加することにより、さらにクリーンな電源供給を実現しました。
マランツオリジナル・スピーカーターミナル
マランツオリジナルのスピーカーターミナル(SPKT-1+)を装備。コア部の真鍮削り出しパーツは従来通りですが、表面処理はリスニングテストの結果、従来のニッケル下地+金メッキの2層から厚みのある1層のニッケルメッキに変更しています。直径5mmまでのケーブルに対応。大型のスクリューで確実に固定することが可能です。Yラグ、バナナプラグも使用できます。
充実のネットワークオーディオ機能
HEOS-BUILT_INワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーによるネットワークオーディオ機能を搭載。セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生できます。さらに同一のネットワークに接続した他のHEOSデバイスにPM7000Nで再生中の音楽を配信することもできます。
音楽ストリーミング、インターネットラジオ対応
Amazon MusicやAWA、Spotify、SoundCloudなど話題の音楽ストリーミングサービスに対応。ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティスの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。また、音楽、トーク、ニュースなど世界中のインターネットラジオも楽しむことができます。MP3、WMA、AACフォーマットで配信されているインターネットラジオ放送に対応しています。インターネットラジオ局の検索は、「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に行うことができます。
※ PM7000NでAmazon Music、AWAをお楽しみいただくには各サービスの有料プランのアカウントが必要です。
Amazon Music HDに対応
2019年9月17日にサービスが開始されたAmazon Music HDにもいち早く対応しています。6,500万以上のHD楽曲(CDと同等の44.1 kHz / 16 bit)と数百万曲のUltra HD楽曲(48 kHz / 24 bit~192 kHz / 24 bit)をHEOSアプリで検索してストリーミング再生することができます。
Amazon Music HDのサービスについてはこちらをご覧ください。
※ サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
Amazon Alexaでの音声コントロールに対応
PM7000Nは、Alexa搭載デバイスからの音声コントロールに対応。Alexaに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。 ※ PM7000Nを音声で操作するには「HEOS Entertainment」スキルをAndroid / iOSデバイスのAlexaアプリ上で有効にする必要があります。
5.6 MHz DSD &ハイレゾ音源対応
NASなどのミュージックサーバーやUSBメモリー(FAT32 / NTFS)に保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6 MHzまで、PCM系ファイルは192k Hz / 24 bitまで再生することができます。さらに、DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。
Bluetooth® 機器からの音楽再生に対応
スマートフォンやタブレット、PCなどのBluetooth(A2DPプロファイル)対応機器からのワイヤレス音楽再生に対応。AVRCPプロファイルにも対応しているため、本機のリモコンで再生、一時停止、スキップなどの操作を行うこともできます。最大8台までのBluetooth機器とペアリングすることができます。
AirPlay 2対応
iOS 11.4で追加された新機能「AirPlay 2」に対応。iOSデバイスからのApple Music※の再生や複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生が可能です。また、操作を行ってから音声が再生されるまでの時間の短縮や動画コンテンツを再生した際の映像と音声との同期精度の向上など、より快適にコンテンツを楽しめるように従来のAirPlayからアップデートされています。さらに、Siriによるボイスコントロールも可能なため、Apple MusicやiPhoneのライブラリから声で選曲することができます。
※ Apple Musicの楽曲をお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です。
2.4 / 5 GHzデュアルバンドWi-Fi対応
PM7000Nは、Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、ネットワークオーディオやインターネットラジオの再生、アプリによる操作が行えます。2.4 GHz帯と5 GHz帯の両方を利用でき、MIMO (Multiple-Input and Multiple-Output)にも対応しているため、高速かつ安定した通信が可能です。ルーターへの接続は、ボタンを押すだけでつながる「WPS」やiOSデバイス(iOS 7以降)からのWi-Fi設定の共有にも対応しているため簡単な操作でネットワーク接続が行えます。
3行表示可能な有機ELディスプレイ搭載
視認性にすぐれ、日本語表示にも対応する3行表示の有機ELディスプレイを装備。自発光型であるためコントラストが高く、斜め方向からの視認性にも優れています。明るさは4段階で設定でき、オフにすることもできます。
ハイレゾ対応 光デジタル/同軸デジタル入力
最大192 kHz / 24 bitのリニアPCM信号に対応する2系統の光デジタル入力と1系統の同軸デジタル入力を装備しており、テレビなど様々な機器を接続できます。また、デジタル接続した機器の電源オン操作に連動して自動的にPM7000Nの電源がオンになり、音声を再生する「自動再生機能」も搭載しています。
※ 接続する機器によっては自動再生機能が正しく動作しないことがあります。
サブウーファープリアウト
サブウーファープリアウトを装備しており、アクティブサブウーファーを接続して低音を強化することができます。接続するサブウーファーの仕様に合わせてローパスフィルターの設定を40 Hzから120 Hzまで20 Hz単位で切り替えることができます。
金メッキ入出力端子
音声入出力端子には金メッキピンジャックを採用。経年劣化を防止し、長期にわたり高品位な接続を実現します。
その他の特長
左右バランス調整機能
トーンコントロール(Bass ±10 dB、Treble ±10 dB)
ソースダイレクト機能
RECアウトバッファー
音量の上限設定機能
スリープタイマー機能(10分~90分)
オートスタンバイ機能(1分~99分)
CDプレーヤーも操作できるリモコン
着脱式電源ケーブル