商品説明
■R3 Metaのブログ記事
R3 Metaのブログ記事と動画を公開しています。試聴レビューや空気録音、R3との比較などを行っています。下記ブログ記事よりご覧ください。
https://blog.onsite.audio/kef-r3-meta-review/
Metamaterial Absorption Technology を新たに搭載
1961 年以来、KEF は純粋な音を正確に再現することに努めてきました。数十年にわたる音響技術革新の経験と、音楽の完璧さを追求する姿勢がR シリーズに集約されており、より詳細で深みのある音、体験するたびに興奮するような音をお届けします。
R シリーズは、The Reference で開発された技術革新の恩恵を引き継いでおり、The Reference は、スピーカーとサウンド再生のベンチマークとなり続けているクラス最高のシリーズです。R シリーズは、カスタマイズされた技術との組み合わせにより、卓越した音響性能を実現しています。革新的なMetamaterial Absorption Technology1 (MAT™) が、最新の R シリーズに搭載されています。また、第12 世代のUni-Q®ドライバーは、この技術的進歩による効果を最大化し、最高のパフォーマンスを確保するために改良されています。
その結果、精緻なディテールと驚くべき深みを実現するために設計された、卓越したスピーカーが7 モデル誕生しました。従来の2 チャンネルHiFi、マルチチャンネルホームシアター、またはその両方に対応するR シリーズは、実際に聴いてみないとわからないレベルのディテールを実現します。
機能概要
- Metamaterial Absorption Technology (MAT™) が、高域の歪みを99% 排除し、ピュアで自然なサウンドを実現
- カスタマイズされたMAT 搭載第12 世代Uni-Qドライバーが、卓越した音響精度を実現
- ツイーター・ギャップ・ダンパーの改良により共振を抑え、ディテールを向上
- フレキシブル・デカップリング・シャーシが不要な振動を防ぎ、よりクリアな音質を実現
- クロスオーバー設計を強化し、信号経路を微調整することで原音に忠実なクリーンなサウンドを実現
- 7 つのモデル: R11 Meta, R7 Meta, R5 Meta,R3 Meta, R6 Meta, R2 Meta, R8 Meta
- ブラックグロス、ホワイトグロス、ウォールナット仕上げに加え、R7 Meta 専用のチタニウムグロス・スペシャルエディション、R3 Meta 専用のインディゴグロス・スペシャルエディションをご用意
- マイクロファイバーグリルが、ドライバーの保護、音響性能、美観の優れたバランスを提供
- R3 Meta 用S3 フロアスタンドを別売でご提供
MAT™ による革新的な吸音
最新のR シリーズの中心には、Metamaterial Absorption Technology の存在があり、それが第12 世代のUni-Q ドライバーの性能を、精度と透明度の面でさらに高いレベルに引き上げています。
MAT は非常に複雑な迷路のような構造をしており、複雑に入り組んだ各チャンネルが特定の周波数を効率的に吸収します。このチャンネルを組み合わせると、音響的なブラックホールとして機能し、ツイーター後部に発生するノイズを99% 吸収します。その結果、生じる歪みを排除し、より純粋で自然な音響性能を提供するのです。
優れた KEF サウンド
R シリーズのためにカスタマイズされたMAT 搭載第12 世代 Uni-Q ドライバーは、全7 モデルに搭載されており、驚くほど精緻なパフォーマンスを実現します。これは、数十年にわたる社内の知識の蓄積と、最先端のシミュレーションおよび解析ツールの応用の結果です。R シリーズの卓越したパフォーマンスには、多くの開発要素が関わっているのです。
Uni-Q ドライバーは、MAT が実現する性能向上を最大限に引き出すために再設計されました。ツイーター・ドームを新しいメタマテリアル・アブソーバーに結合する円錐形のウェイブガイドは、その奥行きに基づきカスタマイズされたドライバー用に特別に設計されています。再設計されたツイーター・ギャップ・ダンパーは、多孔質材料の2 つのリングを機能的に配置して共振と不完全性を効果的に抑制し、ディテールと透明度を大幅に向上させます。
超低歪みミッドレンジモーター設計は、銅製リングをモーターのギャップに埋め込むことにより、インダクタンス及びコイル位置によるインダクタンスの変化を最小限に抑えています。これにより、中域のTHDが低下し、熱圧縮が低減され、効率が改善されます。
最新のBlade やThe Reference に採用されたFlexible Decoupling Chassis(フレキシブル・デカップリング・シャーシ)をUni-Q ドライバーに採用し、ミッドレンジの振動がキャビネットに伝わることで生じる音のカラレーションを劇的に減少させました。また、従来のデカップリング方式で発生していた、ドライバーバスケットによる付帯音の問題も解決しています。巨大なミッドレンジモーターをUni-Q のシャーシからデカップリングすることで、その振動がキャビネットに伝わることで不要な音として放射される前に消散させる仕組みになっています。
第12 世代Uni-Q ドライバーのエッジは、回折を起こすことなくより長いエクスカージョンを可能にし、ミッドレンジの周波数帯域を拡張しています。ツイーター・ドーム、ミッドレンジ・コーン、エッジの輪郭はすべてコンピュータで最適化され、キャビネットへの移行がスムーズに行われるようになっています。
これらの技術革新により、R シリーズはこれまで以上に透明で生き生きとしたサウンドを実現しています。
シャドーフレアによる鮮明度の向上
シャドーフレアもまた、元はThe Reference のために設計された機能です。それは、キャビネットの回折現象を抑え、MAT 搭載第12 世代Uni-Q のポテンシャルを最大限に発揮させることができます。精密設計されたその表面は、Uni-Q ドライバーのウェーブガイド効果を拡張します。それはつまり、ツイーターはキャビネットの角が視界に入らず、回折の可能性が最も高くなるポイントに「シャドー領域」を作り、音響的な影響を感知しないレベルまで最小化します。その結果、明瞭度が向上し、リスニングをスリリングなものにする細かなディテールが再現されます。弦楽器の微妙なニュアンス、声のビブラートの変化、これらすべてがR シリーズではよりクリアに再現されます。
深く、俊敏な低音
低音はパフォーマンスの重要な要素であり、R シリーズの低周波ドライバーは細心の注意と正確さをもって設計されています。このドライバーは2 つのパーツで構成されており、浅い凹面のアルミニウム・スキンがペーパー・コーンの上に置かれています。この剛性とコーンのユニークな形状が相まって、不要な共振を抑え、ピストニックな動きを実現し、これらのドライバーを非常に良いタイミングで鳴らすことができます。ドライバーのマグネットシステムは広く均一な磁場を作り出し、サスペンションは高調波歪みを低減してクリーンで正確なサウンドを実現します。その結果、非常に深みのある俊敏な低音を実現し、深みのあるディテールとパンチを余すところなく再現します。
フレキシブルポートによるクリーンな低音
私たちはドライバーによる再生音だけを聴きたいのであって、ベースポートが生み出す共振や乱流を聴きたいわけではありません。R シリーズのポートには、革新的なフレキシブルウォールを採用しています。
数値流体力学を駆使し、各ポートのフレアとプロファイルを計算して乱流の発生を遅らせるとともに、フレキシブルなポートウォールが縦方向の共振による中域のカラレーションを防いでいます。その結果、低音はもちろん、重要な中低域の周波数帯域をよりクリーンに再生することに成功しました。
性能重視のダンピング
強力なドライバーはキャビネットの壁によるノイズを発生させやすく、それはそもそも原音には無いノイズです。カスタマイズされた内部ブレーシングレイアウトと共に考慮された、KEF のConstrained Layer Damping(コンストレインド・レイヤー・ダンピング)は、ブレーシングとドライバーおよびキャビネットをロッシーインターフェースで繋げることによって、キャビネットを確実に不活性化させる洗練されたブレーシングシステムです。この素材は振動を熱に変換し、キャビネットが無駄な音を出さないように仕向けます - 静寂の音です。
細部に至るまでこだわりを
KEF では革新的なエンジニアリングは優れたデザインと密接に関係しており、私たちの製品設計チームは驚くほどシンプルでエレガントなスピーカーを作ることに努めています。KEF が行う全ての設計は音響性能に基づくものですが、視覚的な魅力も極めて重要であり、R シリーズはスピーカーが音響的にも審美的にも完全に部屋に溶け込むことができることを証明しています。
この控えめなデザインの美しさを、厳選されたカラー展開が引き立てています。伝統的なインテリアにもモダンなインテリアにも調和するように、R シリーズの各モデルは、次の3 種類からお選びいただけます。
2 種類の光沢仕上げ:ブラックグロス、ホワイトグロス、そしてクラシックなウッドパネル仕上げ:ウォールナットの3 種類です。また、R7 Meta にはチタニウムグロス・スペシャルエディション、 R3 Meta にはインディゴグロス・スペシャルエディションという独自の仕上げが施されたモデルも用意されています。
また、R3 Meta にはネジ穴があり、S3 フロアスタンドの上部にスピーカーをしっかりと固定することが可能です。S3 フロアスタンドは、ケーブルマネジメントと質量充填可能な支柱を内蔵しています。
専用マイクロファイバーグリル
R シリーズは、グリルの有無にかかわらず、優れたパフォーマンスを発揮できるように設計されています。
専用マイクロファイバー製グリルは、素材を何層にも重ね、エッジをバーニッシュ加工してスエードのような質感に仕上げています。
ドライバーの位置ごとに1801 個の穴が精密にカットされているため、ドライバーをカバーした状態でも素晴らしい性能を発揮します。よって、ドライバーを保護したい場合にも最適です。マグネット式の固定具により、R シリーズのクリーンなスタイリングと調和し、確実かつ正確にフィットします。